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ぶっちゃけ製造業での品質管理の仕事はきついです『メンタルが強い人向けの職種になります』

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製造業での品質管理の仕事ってきついの?

 

そんな疑問について答えていきます(*´ω`)

 

 

私ですが、高卒で品質管理の仕事に就いて10年が過ぎました。

 

主にどんな仕事をやっているかと言うと、不具合調査、不具合の対策実施、報告書作成、客先報告などの『クレーム対応業務』をやっています。

 

年間で平均500~600件の市場クレーム処理をこなしており、被害総額2億を超えるクレームも処理した経験があります。

 

そこで今回は、「製造業の品質管理の仕事はきついのか?」を実体験をもとに解説していこうと思います!

 

ぶっちゃけ品質管理の仕事はきついです・・・。

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結論から言うと、品質管理の仕事はきついです(´;ω;

 

品質管理職一本で10年間働いてきましたが、うつ病を発症する人、過呼吸になって倒れる人を見てきました。それぐらいきついです。

 

メンタルが弱い人には不向きな仕事だよ。

 

品質管理の仕事は、『検査業務』と『クレーム対応業務』の、大きく2つに分けることができます。

 

検査業務

物の出来栄えを評価する仕事です。

メーカーから購入した部材の出来栄えだったり、完成した品物の出来栄えを、計測器(ノギス・マイクロメーター等)や検査設備(3次元計測器等)で検査して、OK・NGを判定します。

 

クレーム対応業務

自社でつくった製品に問題があり、客先又は市場(エンドユーザー)で問題が発覚した時にクレーム対応する仕事です。

 

っで、特にきついのが『クレーム対応業務』なんです。

品質管理の仕事で一番のストレス要因だと言っても過言ではないです。

 

では、品質管理の仕事で何がきついのかを具体的に解説していきます。

 

品質管理の仕事がきつい理由

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①社内と客先の対人関係で苦労する

品質管理の仕事は、他の仕事と比べて対人関係で苦労します。

 

製造だと、製品をつくるのがメインの仕事なので、他部署や客先と関わる機会は少ないです。

 

でも、品質管理は会社の殆どの部署と関わる機会があり、客先と直接会話をする場面も多々あります。

 

クレームで迷惑かけた時は客先に出向いて報告を行い、怒って感情的になっている客先の意見を聞きつつ、不利な立場でも自社の主張はハッキリと説明する必要があります。

 

また、社内の人に対しては「反発をかうようなこと」や「受け入れてくれない内容」でも、品質に影響することであれば納得させる必要があります。

 

それが自分より年上の人だろうと、立場が上の人だろうと、ひるむこと無く意見を突き通さないといけません。

 

なので、メンタルが強くないとその場の雰囲気に流されてしまいます。

そうすると、仕事が前に進まず疲弊してしまうんです(><)

 

②仕事の優先順位が急に変わる

仕事の優先順位が急に変わることなんて多々あります。

 

社内の重大不良や客先でのクレームが発覚した場合、自分の持っている仕事を全て止めて、最優先で対応しなければなりません。

 

客先から直接依頼があった場合は、尚更です。

 

何にせよ突発的で予測ができないので、心の準備や仕事の段取りが追い付かない場合が殆どです。

 

そして、よくあるパターンが、突発的に入った仕事を処理している最中に、止めている仕事の督促が入ることです。

 

社内・客先から詰められることが多いので、精神的に病んでしまうんです(><)

 

③突発的なクレームで出張することが多い

客先で自社責任のクレームが発覚すると、

「今すぐ仕掛品と在庫品を見直しに来い!」と言われることがあります。

 

そうなれば、すぐに客先へ出向いて見直しを行う必要があります。

 

連絡があった次の日まで待ってくれればいいのですが、客先のラインをストップさせてしまうと被害が大きくなるので、家に帰らずに会社から出張する場合もあります。

 

④製造や他部署の責任クレームでも品質管理が説明・お詫び走る必要がある

製造や他部署の責任クレームでも、品質管理部が報告書を作成して説明したり、客先へ走ってお詫びをしたりする必要があります。

 

ちょっとキツイですが、言い方を変えれば、製造や他部署が犯した罪の尻拭いを品質管理が行うようなものです。

 

私が経験した被害総額2億を超えるクレーム処理について

品質管理の仕事を10年間続けてきて、一番きつかったクレーム案件を紹介します。

 

数年前、私の会社が出荷した製品が市場にて発火・発煙するというクレームがありました。

 

その被害総額は、会社創業以来の最大被害額で2億を超えました(´_ゝ`)

 

この案件を任せられたのが、私であり、上司のフォローはあったものの、ほぼ一人で調査~客先対応まで行い、心が休まることのない地獄のような日々を毎日過ごしていたことを覚えています。

 

客先からは、

「いつになったら原因がわかるんだ!明日までに結果を報告しろ!」とか、「他の製品に波及しないのかハッキリさせろ!」とか、苦情の電話が鳴り止みませんでした。

 

そして、調査した結果、中国メーカーが作った部品の材料が指定材料とは別の有害な材料に変更されており、それが原因であることがわかりました。

(具体的な内容は伏せておきます。)

 

本来、材料を変更する際には変更申請を行い、会社の許可が下りないと変更できませんが、中国メーカーが勝手に材料を変更していたんです。

(材料証明書なども上手く細工されており、見つけることができませんでした。)

 

俗に言うサイレントチェンジってやつです。

 

数年前から被害が増えているみたいで、経済産業省からも注意が呼びかけられています。

www.meti.go.jp

 

まとめ:品質管理の仕事はメンタルが強くないと心が折れます

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品質管理の仕事に限らず、仕事をする上で失敗を恐れないメンタルや、苦難を乗り越えるメンタルは必要です。

 

ただ、通常の仕事と比べてクレーム対応の仕事はストレスが半端じゃないです。

 

私自身、入社当初はメンタルが強いほうではありませんでしたが、クレーム対応という数々の試練を乗り越えたことで、メンタルがめちゃくちゃ強くなりました。

 

なので、今は何を言われようが涼しい顔をして対応できる自信があります。

 

「どんなに失敗しても、どんなに不利な状況になっても、死ぬことは無い。」

これが、私のモットーです(笑)

 

確かに品質管理の仕事がきついのは事実ですが、やりがいもあります!

難易度の高いクレーム対応を無事に処理し終わった時の達成感は格別ですよ(*´▽`*)

 

また、製造業では「ロボット化」や「AI化」などが進んでおり、製造ラインでは人員削減が進んでいます。

 

ロボット化やAI化が進んでも、品質管理の仕事は人間が判断する仕事が殆どなので、今後もなくなりにくい仕事だと言えるはずです。

 

見かたによれば、ある意味魅力的な仕事(製造みたいにパターン化されていない仕事)だと思うので、「メンタルに自信がある人」や「物事を突き詰めていくことが好きな人」は品質管理の仕事に向いていると思います(^^)/