手軽に脂肪をつけずにダイエットしたいけど、何かいい方法はないの?
本記事は上記の様な、悩みについて答えます。
冒頭の「手軽に脂肪をつけずにダイエットしたいけど、何かいい方法はないの?」という質問ですが、これ、嫁が私に放った言葉なんです(*´з`)
嫁が私に質問してきたのには理由があります。
それは、1ヶ月で3kgの減量に私が成功していたからです。
もちろん食事制限はしていません。
その時、私が実践していた方法が、「毎日トマト牛乳を飲むこと」です。
「トマト牛乳( ゚Д゚)!?なんかマズそう・・・」
って、殆どの人がそう思いますが、案外おいしく飲めますよ!
だって、トマトが大っ嫌いな嫁が飲めるんですから。
トマト牛乳は飲めても、本物のトマトは一切食べれませんけどね(笑)
あと、「トマト牛乳」に行きついた経緯ですが、私は筋トレが趣味で「筋肉を維持したまま脂肪を落とす方法はないのかな~?」と悩んでいて、調べに調べた末にトマト牛乳に辿り着いたんです。
そこで今回は、トマト牛乳の効果と作り方を教えたいと思います(^^)/
トマト牛乳を飲むとどうなるのか?
リコピンの吸収率が3倍になる
トマトジュースのみを飲む時より、牛乳を一緒に飲むことで、リコピンの吸収率が3倍に増えます!
トマトジュースや野菜ジュースでお馴染みの「KAGOME」が研究して、発表した内容は以下の通りです。
健康なボランティア(トマトジュース5名、キャロットジュース7名)に野菜飲料(300g)、または野菜飲料(300g)と牛乳(300g)を摂取して頂きました。摂取前と摂取6時間後に採血を行い、カイロミクロン中のリコピンまたはβ-カロテン濃度を測定しました。
その結果、牛乳と同時に飲用することで、トマトジュースだけのときに比べカイロミクロン中のリコピン濃度は約3倍、β-カロテンの濃度は約3倍に上昇しました(図1)。また、キャロットジュースにおいても、牛乳との同時に飲用することにより、カイロミクロン中のβ-カロテン濃度が約2倍上昇しました(図2)。
よって、両飲料とも牛乳と同時に摂取することでカロテノイドの吸収性が高まることがわかりました。
そして、リコピンには以下の効果があります。
①痩せやすい体をつくってくれる
インシュリンの分泌量を抑え、血糖値の上昇を穏やかにしてくれます。
②美肌・美白作用
リコピンにはビタミンCと強い抗酸化作用があります。
これにより、活性酸素を除去して、そばかす・シミをつくるメラニンの発生を抑え、肌荒れを防止してくれます。
③血液をサラサラにしくれる
余分なコレステロールを回収し、善玉(HDL)コレステロールを増やす効果があり、血圧を下げてくれます。
引用元:カゴメ株式会社|トマトジュース|「善玉コレステロールを増やす」「高めの血圧を下げる」機能性表示食品「カゴメトマトジュース」
脂肪燃焼効果がある
トマトに含まれている、リノール酸の仲間の「13-oxo-ODA」という物質が、肝臓で脂肪を燃焼させる働きのあるたんぱく質をサポートし、中性脂肪を減らしてくれます。
たんぱく質も同時に摂取できる
牛乳にはたんぱく質が含まれているので、たんぱく質も合わせて摂取することができます。
たんぱく質は筋肉をつくる為に欠かせない栄養素なので、筋肉を維持しながらダイエットを成功させる為にも大切です。
血糖値の上昇(炭水化物の吸収)を抑えることができる
牛乳に含まれるたんぱく質(カゼイン)が炭水化物の吸収を遅くしてくれます。
これにより、食欲を抑えるホルモンの分泌が促進されるので、満腹感を得やすくなります。
トマト牛乳の作り方
作り方はめっちゃシンプルです。
お分かりの通り、トマトジュースと牛乳を混ぜるだけです!
美しいサーモン色だよ!
レンジでチンとか、面倒くさい作業は不要なので、忙しい朝でもすぐに作ることができます。
肝心なトマトジュースと牛乳の割合ですが、
1対1がオススメです!
私が持っているトマトジュースと牛乳で、1対1で作った場合のコップ1杯(約200ml)の栄養価をざっくり計算してみました。
実は、PFCバランス的にもバッチリなんです!
PFCバランスを知らない人もいると思うので簡単に説明すると、三大栄養素の「Protein=たんぱく質」「Fat=脂質」「Carbohydrate=炭水化物」がどれくらいの割合を占めるかを示した比率です。
ちなみに理想的なエネルギー比率は以下の通りです。
・たんぱく質:13~20%
・脂質:20~30%
・淡水化物:50~65%
トマト牛乳を飲むタイミング
トマト牛乳は、「朝ごはんを食べる前」と「寝る前」の2つタイミングで飲んでください!
朝ごはんを食べる前に飲む理由
前項でも説明しておりますが、トマト牛乳を飲むことで血糖値の上昇を抑えることができます。
その為、朝食前に飲むことで食後の血糖値の上昇を抑えることができます。
また、朝食でたんぱく質(カゼイン)を摂取すると、昼食の食欲(血糖値の上昇)も抑えることができるので、一石二鳥です!
夜寝る前に飲む理由
人間は寝ている時に成長ホルモンが分泌され、体のメンテナンスを行います。
寝る前にトマト牛乳を飲むことで、牛乳に含まれているたんぱく質が筋肉の修復や増強を手助けしてくれます。
また、牛乳のたんぱく質(カゼイン)はゆっくり吸収される特徴があり、筋肉の分解(カタボリック)を防いでくれる作用もあります。
トマト牛乳ってどんな味なの?
トマトジュースって独特のくさみがありますよね。
牛乳を入れることで口当たりがマイルドになり、独特のくさみを抑えることができます。
味は好みの問題ですが、トマトが大っ嫌いな嫁が飲めているので、トマトが嫌いな人でも美味しく飲めるのかもしれませんよ!
トマト牛乳の効果を実感した嫁の声
嫁がトマト牛乳を毎日飲むようになって、約半年が過ぎました。
運動は殆どせず、ほぼ毎日アイスを食べる嫁ですが、トマト牛乳を始める前の体重からマイナス2kgを維持しています。
嫁曰く、「便秘が解消されて、食べても太りにくくなった!」と喜んでいます!
嫁の口コミで義母(嫁の母)もトマト牛乳を始めました(*‘ω‘ *)
まとめ【トマト牛乳は良いこと尽くめ】
恐らく「トマト牛乳」と聞いて、美味しそうと思う人はいないと思います。
でも、トマトと牛乳を一緒に摂取することで驚きの効果があることを知れば、試す価値はあると思います!
ダイエットに限らず、筋トレで減量中の人にもオススメなので、気になる人は是非試してみてくださいね!