「パパ―!グラップルのキーホルダー作ってーーー!!」
3歳の息子から注文が入ったので、今日はグラップルのキーホルダーを作りました。
っで、グラップルって何??
殆どの人がそう思いますよね|д゚)
これです!!
クワガタのハサミみたいなショベルカーのことです。
(息子が遊び過ぎてキャタピラのゴムが行方不明になりました。)
キーホルダーと言えば、手軽につくれるプラバンがメジャーかと思います。
プラバン自体は100円ショップで購入できますし、最近は色んなキャラクターのデザインがプリントされているプラバンも販売されています。
近くの手芸屋さんで、たまたまトミカのプラバンを見つけた時は、
「えぇーーっ(´◉◉)、トミカのプラバンあるやん!!!!」
と言いながら、即買いしました!!
これです↓↓
買って帰り、息子に見せると大興奮でした(*´ω`)
息子に色鉛筆で好きなように色塗りをしてもらい、塗り終ったものをハサミで切り取って、オーブンでチン!
取り出して、本の間に挟んで「ギュッギュッ」と押さえて完成!!
保育園のバックに付けてくれと言うので、こんな感じでジャラジャラと付けています(*‘ω‘ *)
今日の記事はこれで終わり!
ではでは、この辺でε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
・・・って、ちがーーーーう!!
プラバンも良いけど、私が作りたいのはこの世で1つしかない、唯一無二のキーホルダーを作りたいんじゃい('Д')
ということで、前置きが長くなりましたが、フェルトを使ったレジンキーホルダーの作り方を紹介したいと思います。
素人なので、クオリティは求めないでね(*´з`)
デザインの構想を練ろう!
まず最初に、作りたい物のデザインを構想する必要があります。
デザインはシンプルで単純な方が作りやすい!
今回紹介する作り方はフェルトを使って、「貼り絵」感覚で作っていくので、複雑なデザインだと限界があります。
なので、出来る限りシンプルなデザインにしたほうが作りやすいです。
構想したデザインは、紙・スマホ・PC等に描き出します!
私はエクセルの図形を使って描きました。
こんな感じです。
デザイン上は緑色ですが、息子が水色が良いと言うので、今回は水色のフェルトで作ることに決めました!!
準備するもの
【必要なもの】
・レジン液
・フェルト
・シリコンモールド(型枠)
・UVライト
・キーチェーン
・木工用ボンド
・はさみ
・ピンセット
・割り箸・紙皿(不良な容器など)
【あれば便利なもの】
・歯間ブラシ又は爪楊枝
・エンボスヒーター
・カッター
・紙ヤスリ
それぞれの役割を簡単に説明していきますね!
レジン液
透明な樹脂の液体です。
UV(紫外線)を当てると固まります!
100円ショップでも売っていて、赤・青・黄とか着色済みの物もあります。
私も初めてレジンキーホルダーを作ったときはダイソーで買いました!
100均の中でもセリアのレジン液が品質が高くて人気だよ!
「初めての人・試しに作ってみようかな」と思う人は、100円ショップのレジン液を薦めますが、「複数のレジン作品を作ってみたい人・ある程度のクオリティを求める人」は100円ショップのレジン液はあまりオススメしません。
理由は、2つで、
①レジン液が固まらない時がある。
②内容量が少ない為、すぐになくなる。
ことがあるからです。
私の場合、
「UVライトを何時間当てても固まらんぞーー!!」
せっかく作ったのに、固まらずベタベタしてイライラしました(-"-)
「え、もうなくなったの!?足りないじゃん・・・」
作っている途中に無くなって、買い足しに行きました(´_ゝ`)
っで、数種類のレジン液を試して、今は清原のレジン液で落ち着いています。
硬化も早く、透明感も良く、内容量もそこそこ多いのでオススメです!
Amazonのレビューでも、100均のレジン液から乗り換えた人が多いみたいです。
フェルト
作品に合う色のフェルトを揃えましょう。
厚みが薄いフェルトを選んでね!
フェルトの厚みが増すと、キーホルダーの厚みも増す為です。
私は、ダイソーのフェルトを使っています。
シリコンモールド(型枠)
レジン液を流し込む、型枠です。
大きさや形は色々あるので、好みのものを選びましょう!
取り付け穴有りのモールドがオススメ!
キーホルダーの取り付け穴があいていないと、ドリル(ピンバイス)で穴をあける必要があるからです。
モールドに穴が無い場合は、私みたいに柱を立てるのも1つの手段ですよ!
100円ショップで買った他のモールドから切り取って使ってます。
UVライト
太陽光でもレジン液は固まりますが、UVライトがあった方が天候や場所に影響されないので、あった方が絶対に便利です。
レジン作品専用のUVライトがオススメ!
レジン作品の為だけに使うなら、専用のUVライト1択だと思います。
私は、普通のUVライト(手持ちタイプ)を使用していますけどね('ω')
私生活で色々と使うシーンがあるので。
キーチェーン
好みのチェーンを用意して下さい。
ボールチェーン、ストラップタイプ等、何でもOKです!
木工用ボンド
フェルトを固める為に使います!
「なんで!?('ω')ファッ」
と思いますよね。
なぜフェルトを固める必要があるのかというと、
・柔らかくて細かく切れない
・切った箇所が毛羽立つ
からです。
木工用ボンドで加工なしのフェルトを5mm角で切ることなんて、無理ゲ―ですよ!
はさみ・ピンセット
普通のはさみとピンセットでOKです!!
割り箸・紙皿(不要な容器など)・ラップ
木工用ボンドの水溶液を作る時に必要です!
木工用ボンドを入れるので、使い捨て出来る容器(紙皿など)がベストです。
歯間ブラシ又は爪楊枝
レジン液で発生する、気泡を取り除く為に使います。
歯間ブラシがオススメ!
爪楊枝で気泡を突いて割るのは結構時間がかかるので、歯間ブラシで気泡をすくい上げた方が効率がいいです。
エンボスヒーター
高温(約100℃~250℃)の熱風が出る、小さいドライヤーみたいなものです。
エンボスヒーターで温めてやることで、レジン液がサラサラになり、気泡が表面に出てきてプチプチと割れます。
気泡ゼロを目指す人は必須アイテム!
多少の気泡を許せる人は持ってなくても、全く問題ありません。
カッター・紙ヤスリ
レジン液が硬化した後に、周りのバリ(凸凹)を無くす為に使います。
フェルトを使ったレジンキーホルダーの作り方
①フェルトを木工用ボンドで固める
1.木工用ボンドを紙皿に入れて、少量の水を加えて混ぜ合わせます。
水の入れすぎに注意してね!
水を入れすぎると固まらなくなるので、粘度の目安は「胡麻ドレッシングとかタルタルソースより少しサラサラ」ぐらいを意識して下さい!
これで、木工用ボンドの水溶液が完成です。
2.フェルトを木工用ボンドの水溶液に浸けます。
水溶液をまんべんなく染み込ませてください!
均等に浸かっていないと、部分的に柔らかい部分が出来てしまうのでジャブジャブ浸けましょう。
3.ラップの上に乗せてフェルトを乾かします。
時間が無い人はドライヤーを使いましょう!
フェルトが乾燥するまでの時間の目安は、
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自然乾燥 : 約1日
ドライヤーを使用 : 約10分~20分
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ぐらいです。
乾燥すると、こんな感じで固まります(^^)/
【乾燥前】
【乾燥後】
②固まったフェルトにデザインを下書きする
構想したデザインをフェルトに下書きします。
下書き出来ればいいので、シャーペンでもボールペンでも大丈夫です!
「下書なんていらねー」って人は、下書き無しでもOKです。
私も殆ど下書きしていません(*´з`)
③フェルトをデザイン通りに切り抜く
はさみを駆使して切り抜いて下さい!
細かい部分はピンセットで掴んで切りましょう!
切り抜いた各パーツをモールドに入れて仮合わせして、微調整をします。
④モールドにレジン液を流し込み、UVライトで硬化させる
順番は以下の通りです。
※気泡は常に取り除いて下さい!!
1.モールドにレジン液を流し込む
薄く均一にレジン液を広げてください。
2.フェルト(下部)を配置する
ピンセットでフェルトを配置します。
3.UVライトを当てて硬化させる
私は専用のUVライトを持っていないので、息子の積み木を借りて土台を作って、その上に普通のUVライトを乗せています(笑)
UVライトを使用すれば、約5~10分程度で硬化します。
4.硬化したら、その上にレジン液を流し込む
1.と同様に薄く均一にレジン液を広げます。
5.フェルト(上部)を配置する
ピンセットでフェルトを配置します。
6.UVライトを当てて硬化させる
3.と同様です。
7.硬化したら、仕上げのレジン液を流し込む
表面(表層)の部分になるので、レジン液の量は1と4の工程より増やします!
8.UVライトを当てて硬化させる
3と6の工程と同様です。
触ってみてベタベタする場合は、追加でUVライトを約5分当てて様子をみます。
乾いていれば完成です!!
⑤最後にキーチェーンを取り付ける
出来上がった本体の穴にキーチェーンを取り付ければ完成です!!
⑥バリ(凸凹)取り(仕上げにこだわる人)
仕上げにこだわるのであれば、本体の周りにできたバリ(凸凹)をカッターや紙ヤスリ等を駆使して取り除きましょう。
時間は掛かりますが、やってみると案外簡単ですよ!
参考になるかわかりませんが、お子さんがいる人は一緒に作ってあげると喜んでくれると思います(*´ω`)
ではでは、この辺でε≡≡ヘ( ´Д`)ノ