赤ちゃんがつかまり立ちをするようになって、よく転ぶようになったけど、転倒防止リュックはあった方がいいの?
あと、転倒防止リュック以外の転倒対策もできれば知りたいなー。
本記事では、上記のような悩みについて答えます。
私には、3歳の息子と、つかまり立ち絶頂期の11ヵ月の娘がいます。
娘がつかまり立ちをするようになったことは喜ばしいことなんですけど、つかまり立ちをするようになると、頭から転ぶ回数がめっちゃ増えます。
赤ちゃんは頭が重いから、バランスを崩すと頭から転んでしまいます。
親としては、心配になるよね。
よくあるのが、体を支えている右手か左手を滑らせて、”すってんころりん”してしまうパターンです。
そんなある日、私の兄が娘の為に転倒防止リュックをプレゼントしてくれました。
早速、娘に着けようとすると、嫌がって着けさせてくれない・・・。
頑張って着けてみると違和感があるのか、必死に肩のベルトを外そうとして自分で外せなくてギャン泣き。
息子が小さい時は嫌がることなく背負ってくれたのにー(;´д`)トホホ
そこで今回は、2人の子供に転倒防止リュックを使用した経験を踏まえて、転倒防止リュックが本当に必要なのかを解説したいと思います。
転倒防止リュックは本当に必要なのか?
結論からになりますが、転倒防止リュックはあまり必要ありません。
ぶっちゃけ、転倒時には後頭部しか守れないので機能的には物足りないです。
むしろファッション性のほうが高いので、可愛く変身させることのできるファッションの一部と考えたほうがいいと思います。
おまけで後頭部も守ってくれるみたいな感じで!
機能面について考えてみた
つかまり立ち絶頂期の娘を観察していると、尻餅をついて、ゆっくり後ろに転げることはありますが、後頭部から(後ろ向きで)転倒することは稀なケースです。
つかまり立ちでバランスを崩した場合、前からとか、横から頭をぶつけることが多いです。
転倒防止リュックを使うことで後頭部を守ることはできますが、ぶつける確率の高い前方向と横方向は守ることができないので、機能面では物足りなさを感じる場面があります。
ファッション面で考えてみた
各メーカーから色んなデザインの転倒防止リュックが販売されています。
赤ちゃんはもともと可愛いですが、リュックを背負わせるだけで可愛さが倍増されます!
誰でも手軽に可愛く変身させることができるので、ファッション面では有力です。
転倒防止リュックのメリットとデメリット
・転倒時に後頭部を守ってくれる。
・とにかく可愛い!!
・転倒時は後頭部しか守ってくれない。
・メッシュ生地でも夏場は蒸れる。
・本人が気に入ってくれないと背負ってくれない。
デメリットの方が多いんだね!
転倒防止リュックを購入する場合の注意点
購入する場合に注意することはただ1つです。
リュックを背負ってくれるを事前に確認しておきましょう!
私の娘みたいに、本人が気に入ってくれないと単なる飾り物かおもちゃになってしまいますので(-"-)
(娘はおもちゃとしても興味が無く、我が家ではいつもその辺に転がっています。)
リュックタイプの背負えるもの(赤ちゃん用)なら、何でもいいと思うので、事前確認は絶対しておいたほうがいいですよ!
親戚とかママ友に借りて試してみるのもいいね!
転倒防止リュック以外の転倒対策を紹介
転倒防止リュックだけでは物足りない部分があるので、環境面での対策を紹介します。
環境面での対策は大きく3つです。
①床(フローリング)の衝撃対策
②家具や机の角部の保護
③危険な場所への侵入対策
①クッションフロアマットを設置する
1番の転倒対策はクッションフロアマットを敷くことです。
クッションフロアマットを敷くことで、転倒による頭への衝撃を和らげることができるので、事故を未然に防ぐことができます。
部屋全面に敷くことができれば完璧なんですけど、コスト面と実現性から考えて難しいと思います。
なので、普段から赤ちゃんの動きをよく観察して、「よく通る場所」や「つかまり立ちしている場所」にクッションフロアマットを設置しましょう!
我が家は、娘がつかまり立ちする「ソファーの周り」や「机の周り」にクッションフロアマットを敷き詰めています。
②コーナーガードを設置する
赤ちゃんが転倒した時に、「家具の角部」や「机の角部」に顔や頭をぶつけることを想像するとゾッとしますよね。
打ち所によっては大きな事故を招く可能性もあるので、角部へのコーナーガード設置は必須です。
100円均一ショップに売られているので、まだ設置していない人は購入して設置しましょう。
コーナーガードにも色んな種類やデザインがあるので、家具の色に合うものをチョイスすればいいと思います。
個人的には、「透明のもの」がどこでも使えるのでオススメです!
③ベビーゲートを設置する
大人には当たり前の場所でも、赤ちゃんにとっては危険な場所だらけです。
ベビーゲートを設置することで、危険な場所への侵入を防いでくれます。
事故が起きてからでは遅いので、「危険かも」っと思った場所には、ベビーゲートを設置しましょう。
我が家は「階段の前」と「キッチンの入り口」に設置しています。
目を離した隙に娘が階段の1段目でつかまり立ちして、2段目に登ろうとしていたので、「これはヤバい・・・」と思い、次の日に購入して取り付けました。
まとめ
赤ちゃんの転倒防止リュックは『機能面よりファッション面を重視したもの』です。
なので、赤ちゃんを可愛く変身できるリュックという位置づけが適当だと思います。
転倒防止対策をするのであれば、室内の環境面を対策するほうが効果的です!
あと、親なら守ってあげたい気持ちは誰にでもあると思いますが、実際に痛さを経験させることも重要だと私は思います。
痛さを経験することで「これは危ない!」という、自己防衛の力が身についていくのではないでしょうか。
ある程度、環境面で転倒防止策を整えてあげて、危険な状況以外は自然に成長を見守るスタンスが大切だと思います。