息子「パパのご飯おいしくない!」
私「えーっ、パパが頑張って作ったから食べて欲しいなー」
息子「ママのご飯がいいの!」
次の瞬間、息子がおかずの入ったお皿をひっくり返しました・・・
・・・・
・・・・
ブチっ
「何しよんやー!!もう、ご飯食べるなー!!」
頭ではいけないとわかっています。
でも、感情が抑えきれず息子を怒鳴ってしまいました。
仕事が休みの時、嫁に代わって息子(3歳)と娘(11ヵ月)の面倒を約1日みることになったんです。
それが、悲劇の始まりでした・・・
「息子も娘もある程度は成長したし、1日ぐらい余裕だろう」と、
思っていましたが、育児がそんなに甘くないってことを身をもって痛感しました(´_ゝ`)
育児と家事を両立している主婦は凄かった
嫁に代わって朝~夕方まで子供の面倒をみましたが、肉体疲労とストレスは想像以上のものでした。
育児だけ・家事だけのどちらか1つだけなら、なんとか対応できるのですが、両立となれば話は別です。
率直に言うと、仕事よりキツイなと思いました。
家事をする場合は、ハイハイで高速移動+口に何でも入れる娘を放置することはできないので、抱っこ紐を使って抱っこした状態で行います。
嫁が抱っこ紐を使って家事を行っている時、娘が気持ちよく寝ている姿を何度も見ていたので、私も抱っこ紐を使ったら寝てくれるだろうと思っていました。
でも、私が抱っこ紐を使うと・・・
全く寝てくれないし、泣いて嫌がる!!
娘をあやすことだけで精一杯。
家事をこなす時間なんてありませんでした(-"-)
子供の面倒をたった1日見ただけでギブアップしそうだったのに、嫁も専業主婦の人もそうですが、育児も家事も毎日こなしているなんて凄すぎます。
育児が仕事よりキツイと思った理由
育児が仕事よりキツイと感じた瞬間は、『娘を置いてトイレに行けない』と思ったときでした。
正確に言うと、娘を置いてトイレに行けないことはないですが、トイレに行こうとするとハイハイで後追いしてくるし、トイレに入るとドアの前で悲鳴を上げて泣き叫ぶし、落ち着いて用を足す事ができませんでした。
私はこれだけでかなりのストレスでした。
育児って、常に子供に振り回されるので、自分の思ったように動けないし、思ったように時間を使うことができません。
子供に心と時間を拘束されてしまうんです。
そして、振り回される度・何度注意しても同じことを繰り返す度にイライラしてしまいます。
【娘(11ヵ月)】
・暴れておむつを交換させてくれない
・何をしても泣き止まない
・抱っこ紐を嫌がる
・ゆっくりトイレに行く時間すら与えてくれない
【息子(3歳)】
・パンツにおしっこを漏らす
・ソファーでジャンプをする
・おかずのお皿をひっくり返す
・ジュースの入ったコップを肘で倒す
・勝手にテレビでyoutubeを見始める
仕事では、突発的に邪魔が入ることはありますが、常に邪魔が入り続けることなんて、まずありえませんからね。
急ぎの案件があって、トイレまで追いかけてくる人なんていますか!?
追いかけてきて、ドアの前で「まだですかー!まだですかー!」って、叫ぶんですよ。
こんな人いたら、即アウトですよね(笑)
育児ストレスの怒りの矛先は?
「子供に振り回される」
↓
「自分の思ったように動けない」
↓
「イライラが溜まる」
↓
「嫁は出掛けて1人の時間を満喫していると感じてしまう」
↓
「更にイライラが溜まる」
↓
「子供にイライラをぶつけてしまう」
同じように思っている人は、案外多いのではないでしょうか。
些細なことでも子供に振り回され続けると、心に余裕がなくなります。
子供にイライラをぶつけても意味がないことは頭ではわかっていても、感情が先走って怒鳴ってしまうことが多々ありました。
また、いつも育児と家事をこなしてくれている嫁に対しても、「出掛けて1人の時間を満喫しているなんて羨ましい」と、 イライラしてしまう場面もありました。
育児ストレスを少しでも軽減する為には
「育児と家事に完璧を求めないで!」
嫁が私によく言う言葉です。
家事と育児を協力するようになって、この言葉の意味がようやく理解できるようになりました。
(私自身、嫁と子供に育てられています!)
育児も家事も完璧にこなそうとするからストレスが溜まるんです。
あと完璧主義の人って、知らないうちに100点を目指そうとしますよね。
でもこれって、ただの自己満足だと思うんです。
育児と家事で100点を取ったとして、周りの人は喜びますか?
子供を持つ親として、家事と育児は当たり前のことなので、喜んでくれる人はいないと思います。
『100点のママにならんでいい、0点のママじゃなかったらいいやん』
上の言葉は、タレントのくわばたりえさんが自身のブログで放った一言です。
(嫁がブログを欠かさずチェックしているので教えてくれました。)
まさにその通りだと思います!
家事と育児において完璧を目指す必要はないんです。
7割ぐらいの力で育児と家事を頑張って、手を抜くときは抜いて、リラックスできる1人の時間を確保しましょう!